京都・西陣に位置。学問の神・菅原道真公を祀り合格祈願でも有名な「北野天満宮」まで徒歩10分
一日に千両の生糸、千両の織物、千両の金子が動いた。
江戸時代にはそのにぎやかな様子から『千両ヶ辻』と称された織物のまち、西陣。
その一角の五辻通にある町家が五辻庵です。
五辻庵の玄関を入ると、まっすぐに伸びる通り庭。その先には台所があり、さらに奥は坪庭へと続きます。
五辻庵は奥行きのある「うなぎの寝床」を残した町家。もっとも道路側の部屋は「店の間」。入り口のある「中の間」。そして本来なら家主しか入れない「奥の間」と続きます。
伝統的な京町家のお手本のようなこの五辻庵は、それもそのはずもともとは呉服屋が営まれていた建物。 その呉服屋であった町家が、新しく五辻庵として生まれ変わりました。
宿のお風呂は、高野槇をたっぷりと使ったお風呂。高野槇の香が、身体を芯からゆっくりとほぐしてくれます。
そして奥の間とお風呂からは、自慢の庭を眺めることができます。深く苔むす庭は、それだけで宿の歴史を物語るかのよう。
一風変わった京都の楽しみ方をしていただけるこの五辻庵。
京町家・五辻庵での”暮らす”ような旅をご堪能ください。
五辻庵は元呉服屋さん。由諸ある町家建築
五辻庵は元呉服屋さんの建物。
一番道路側の部屋は「店の間(みせのま)」と呼ばれる元々商売をされていた部屋。
それ以外奥は住居として使用されていました。
また五辻庵は今ではみることのできない伝統的な町家建築。
「通り庭(とおりにわ)」と呼ばれる玄関から庭へとつづく土間や「火袋(ひぶくろ)」と呼ばれる吹抜け、昔の井戸のなごりが見られます。
優雅な香りただよう高野槇の浴室
五辻庵自慢の浴室は総高野槇造りのバスタブ。
高野槇独特の優雅な香りは気分をリラックスさせる効果があります。
窓からは五辻庵自慢の坪庭が見え、夜間のライトアップされた坪庭を浴室から眺める時間は格別。
日常では味わえない旅ならではの贅沢な時間 ぜひご堪能ください。
ライトアップされた庭を眺める夜
灯篭、蹲、紅葉、苔を配した五辻庵自慢の本格的な和の庭は季節によって様々な表情がみられます。
また、夜間にライトアップされた庭は圧巻。日中とはまた違う景色をご覧いただけます。
アメニティ
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